エブリィDA17V AGSアクチュエーター リコール作業

スズキ DA17系 エブリィ AGS搭載車等でリコールが発生しました。当社のお客様にも何台か該当していたため、準備・案内し作業をしました。

今回のリコールでは、トランスミッションに接続しているAGSアクチュエーターというユニットをまず取り外します。右写真は車両下部で、〇で囲ってある部分がトランスミッションです。

左写真の〇で囲ってある部品が今回リコール修理の対象となるAGSアクチュエーターです。このユニットの一部を分解し、部分的な部品交換をします。

必要部品を交換し組み立て直したAGSアクチュエーターを再びトランスミッションに戻します。戻したらパソコンを使い車にギア変速の学習をさせさます。

しかし、上記写真のように「クラッチ接点学習未設定」と表示されてしまうと、作業が完了しましせん。何度がエンジンを始動・回転させて(場合によってはトランスミッションを脱着します)、学習がきちんと完了するまで作業は続きます。

今回のリコールは、パソコンでの処理が非常に厄介という印象を受けます。処理が1回目でうまくいかない場合、追加作業のために結構な時間を要するからです。

しかしながら、時間さえ頂ければご新規のお客様でも受け付けております。AGS搭載のエブリィ所有でリコールが該当しているお客様は、当社までお問い合わせ下さい。